さて、アレルギー体質の人は、血液検査で陰性でも一緒に生活しているうちに症状が出る可能性があります。
本作品は、現在ペットを飼っているが今後発症してしまう恐れがある、もしくは動物アレルギーだがペットを飼いたい、
という人向けに、「アレルギーでも動物を飼える環境」があることを知ってもらうことを目的とした体験型学習セットの提案です。
作品紹介ムービー
作品説明
絨毯、ペット用ブラシ、シャンプー、カーペットクリーナーの4つのアイテムの中から動物アレルギーがペットに使っても良い道具を選んで遊びます。
磁力の力を利用して、動物アレルギーの人がどんな環境ならペットを安心して飼えるのか楽しく学ぶことができます。
本作品はあくまでもアレルギー持ちの方でもペットを飼える可能性があることを示したものです。命に関わることなので、ペットを飼うかどうかは軽率には決めず、実際にペットを飼う際には十分に注意してお医者様と相談してからお決めになってください。
◉この作品と社会課題
以前から家計のペット関連への支出は毎年増加傾向を示していましたが、特に2020年に大きく増加しました。これは、テレワークにより在宅時間が増えたことで、ペットと接することの増加や、コロナ禍における癒やしを求めて新たにペットを飼育する人が増えたことなども要因の一つとして支出が拡大したものと考えられます。
◉どういう着想から生まれたか
アレルギーの重要性を知らない小さい子供にも理解してもらえるように、言葉ではなく視覚的に理解してもらえる磁石を利用しました。
◉課題解決の方法
紙粘土で作った動物やアイテムに磁石が付いていて、反発の力を利用して楽しく学んでもらうことができます。
◉体験方法
紙粘土で作った動物やアイテムに磁石が付いていて、反発の力を利用して楽しく学んでもらうことができます。
ペットを飼う上で磁石同士が引き合ったらやっても良いこと、反発し合ったらやってはいけないことだと一目で分かるようになっています。
◉メッセージ(この作品を通してどのように世界が変わってほしいか)
動物アレルギーにはペットは飼えないと思い込んでいる人たちに、ペットを飼うことは決して不可能ではないことを知ってもらいたいです。